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36-2
*これから先、性的な表現を含みます。苦手な方は注意してください。
*R18要素あり。背後にご注意ください。
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今日はベットに上がる前に自分から身に着けているものは全部脱ぎ捨てた。一糸まとわぬ姿となりシーツの上に転がった。イスベルクはすでに臨戦態勢だ。りっぱな雄は凶器のごとくそそり勃っている。
「ルミエール」
切なく名前を呼ばれ口づけされると腰の辺りがゾクゾクする。大きな手のひらで胸を撫でまわされ突起をつままれるとじんっとした甘い痛みが広がる。
「ん……ぁ……」
「ルミエール。うつぶせになって」
身体を反転させられ腰を高くあげさせられる。
「ぁあ、こんな場所さえ可愛らしい」
ねっとりと後蕾を舐められ舌を抜き差ししだす。
「んぁっ……やっ……そんな場所……なめちゃ」
濡れた音と共に指が一本二本と増えていく。
「そうだ。上手いぞ。もっと息を吐いて」
「んんっ……っぅう」
何度も慣らされた行為だ。最初の頃よりもかなりスムーズに進む様になってきた。オレはひたすら枕に顔をうずめ喘ぐだけになっていく。
「イスベルク……もぉ……」
オレの体のどこを触ればどう反応するかなんて全部わかっているのだろう。何をされてもどこを触られても気持ちが良すぎて仕方がない。もうどうにかなりそうだと後ろにいるイスベルクを振り返る。
「っ……そんな顔をして煽らないでくれ」
「煽ってなんか……」
「挿れるぞ」
ぬちゅっと濡れた音がして熱く存在感のある雄が挿ってきた。
「っ!……ぁっ……ああ」
大きい。圧迫感が凄い。苦しい。
「っ……く……ゆっくり、そうだゆっくり……」
イスベルクが自分に言い聞かすように腰を一度引いてはまたゆっくりと挿れてくる。壊さない様にと気遣ってくれるのが分かる。だけど浅い場所で出し入れを繰り返されると堪らなくなる。だってその場所は感じる場所で……。
「あっ!……ああっ……イイ。そこ……」
「イイのか?ここが?じゃあこれは?」
ぬちゅぬちゅぬちゅとイスベルクの腰の動きが速くなる。徐々に奥へ奥へと挿入が進んで行く。
「ぁあ……番の中がこれほど良いとは……これは堪らぬ」
イスベルクのかすれた声にドキドキする。どんな顔をしてオレを抱いてるのだろう。
「んん……顔が……みた……い」
「わかった」
そっと後ろから抱きかかえるようにして繋がったままゆっくりと身体を反転させられる。
「んんっ……」
粘膜が擦れあい、当たる箇所が変わって新たな刺激が生み出される。足首を掴まれ膝を折り曲げられ股を広げられた。そのままイスベルクが腰を擦り付ける様な動作をとってきた。
「ぁああっ……あんあんんっ!」
深くつながるとイスベルクの形がよくわかる。熱くて硬い雄が段々と荒々しくなる。
「はっ……ルミエール……ああっルミエールっ」
目を開けると獲物を見据えるような瞳をしたイスベルクが居た。ぞくぞくするほど美しい。鍛え上げられた肉体に乱れた銀髪が艶っぽい。まるで美術館で見た彫刻のようだ。
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続きは明日の12時です。
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