山神様のキノコ
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村へ続く小道まで、案内がてらおギンが送ってくれた。 「ここを真っ直ぐ行けば、村さ下りれる。気をつけて帰んなさい」 「あのぉ……また会えるかのぉ?」 その言葉に、おギンは皺々の目を見開いてタエを見つめた。 「──山神様の御心次第じゃ」 そう言って、おギンはにやっと口角を上げた。
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