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おはようございます。
はい、そんな感じで私がここに居る経緯をお話しして来ましたが、結構、長くなってしまいましたねぇ。
さて皆さん、私のこの言葉使い、少し気になりませんか?
自分で言うのも何ですが不肖、私、野良猫として厳しい環境の中、数々の猛者猫と血みどろの戦いを繰り広げ生き延びて来た強者です。
先天的に短足でリーチが短く、猫パンチを主体とした猫の戦闘に於いては非常に大きなハンデを持ちながら、それでも、その代わりに太く強いポパイの様な筋力、つまりはこの豪腕で名だたるボス猫を力でねじ伏せて参りました私です。
そんな荒くれ者の私のこの物言い、昔の私を知る者ならば違和感甚だしいと感じる筈です。
昔の私はそこいらの反社の親分なんて顔負けの威圧と暴言力を保持しておりましたが、ええ、そうなんです。
あの日、にゃん玉を失った事で、私の裡に有る荒くれ魂はひっそりと影を潜めてしまい、何というのでしょう、自分でもよく判らないのですが、赤ちゃん帰りと言いますか、とにかく、父さんと母さんに甘えたくて甘えたくて仕様がないのです。
いやーーーー!お恥ずかしい!
そうなんです、私、にゃん玉を無くしてからこの様な物言いになってしまったのですよ。
手術が終わって今日で一週間なんですが、もう、この甘えたい欲求と昔の荒くれ者の私が心の中で葛藤しまくってですね、何だかもう、変な感じなんですよホントに。
食欲はめっちゃ有ります。
父さんが師匠のマキさんに、「今のうちになるべく食べさせて太らせておけば、いざという時に病気を乗り切る体力になるから食べたいだけ食べさせてあげましょう」と言われてから、提供される食事の量が増えるわ、新しくヨーグルトなんて美味しいメニューが増えるわ、チュールも乳酸菌入りに変更されるわ、もう私的にはワッショイワッショイの状況でテンション上がりまくっています。
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