しめじとしめじは美味しい

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しめじとしめじは美味しい

[コメディ台本] *文字数:2232文字(10分~15分) ☆こちらの台本は歩夢様とのトークライブから、話題が上がり、台詞を2人で考えて書いた 歩夢、紫乃 2人の合作台本です。 ※使用はキャプションを必ず参照してください。 🍄人数は2人 🍄登場きのこ(性別不問) ・本しめじ⇨生きた木の根に生息 ・ブナピー⇨人工栽培された白いぶなしめじ ・板長(本しめじ) ・シェフ(ブナピー) *板長とシェフは一言づつなので、本しめじ役とブナピー役の方が読んで下さい。 🍄場所 ・和洋料亭 *週末は行列も出来る和洋料亭「Kinoko(きのこ)」 *料亭長は、きのこ大好き!それがこうじて、この名前にしたとかしないとか? *料亭などの料理人のトップ、日本料理店の料理長は「板長」西洋料理店では「シェフ」と呼ばれる2人がいる和洋料亭です。。 🍄──台本内容の説明──🍄 *読まなくて大丈夫です ・きのこの王様の松茸、香りは松茸に負けてないしいたけ、食感が楽しいエリンギにえのき、 小さい傘のプリっと食感がたまらない本しめじに白いブナピー ・今日は、本しめじとブナピーのコース料理が、お得な価格で食せる日である ☆本日のお品書き ・きのこ鍋 ・きのこの炭火焼き ・きのことベーコンのグラタン ・きのこの炊き込みご飯 ・しめじのマリネ 🍄───────────🍄 !?どうやら、野菜のしめじが、しゃべるらしい!? ───ここから本文─── 本しめじ(M) 「立秋(りっしゅう)は、暦の上では夏が終わり秋の始まり!そりゃあ、鍋に雑煮に味噌ラーメンが美味しい秋!しかし8月8日なんて、夏まっただなかで、9月になっても、あぢーのなんのって、国民の殆どが、そうめんや、ひやむぎに、スイカとアイスを食べておる!」 ブナピー(M) 「そんな国民に、いち早く秋を感じてほしいと、コース料理を考えついたのが、和洋料亭「Kinoko(きのこ)」の板長とシェフだった。」 ブナピー 「ん?なんで、板長とシェフが居るの?」 本しめじ 「この店は和洋料亭だから、日本料理店の料理長の板長、西洋料理長のシェフの2人がいるんじゃ!」 ブナピー 「あれ?ねぇ?人間居るのに、しゃべっていの?」 本しめじ 「大丈夫よ!人間には聞こえてないわ」 ブナピー 「そっか!そっか!」 本しめじ 「今さらかーい!(笑)」 本しめじ 「この2人が、メニューの決定から調理部門の人事やマネジメントを担ってるんだよ。あっ!何やら2人が調理場でメニューの話をしているよ」 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ シェフ(ブナピー) 「今日の本しめじとブナピーのコース料理、お品書きは、この4品でいいかなぁ?」 板長(本しめじ) 「(お品書きを見ながら言う) さっぱりしたマリネを最後にして、料理の並びも、素晴らしい、本しめブナ並びだ!!」 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ 本しめじ 「なになに?小さい傘のプリっと食感がたまらない本しめじに白いブナピー。今日は、そんな本しめじとブナピーのコース料理が、お得な価格で食せる日だと!」 ブナピー 「それにしても今日のお品書きって『旬のキノコのフルコース』内容は…本しめじの炭火焼きにキノコたっぷり鍋…なるほど…ね…えー!凄いね!!」 本しめじ 「きのこの王様の松茸、香りは松茸に負けてないしいたけ、食感が楽しいエリンギにえのきじゃなくて私達が主役ってことだね!」 本しめじ 「これは凄いよ!」 ブナピー 「ガンバレ、ガンバレー」 本しめじ 「それそれー」 ───少し間をあける─── 本しめじ(お品書き紹介) 「ここで、本日の、お品書きを、お伝えさせて頂きます。 ・きのこ鍋 ・きのこの炭火焼き ・きのことマカロニのグラタン ・きのこの炊き込みご飯 ・しめじとブナピーのマリネ の5品となっております。」 *料理が、出されていく 本しめじ 「まずは、きのこ鍋!同じ鍋って、白いプリっとした、あなたの方が主役ね!」 ブナピー 「そんな本しめちゃんだって、相変わらずのナイスバディ…しかも何かいい香りするし」 本しめじ 「ほら!みーつけた!!相変わらず貴女は本当に可愛いわよね」 ブナピー 「さぁさぁ!召し上がれー!!」 本しめじ 「いっ!痛い!上に乗ってる野菜が重いのよ!優しく扱いなさいよ!私は本しめじよ!!」 ブナピー 「休んでられないわよ!それ!次は網の上へジャンプ!!」 本しめじ 「お肌のハリも弾力も、こーんなにあって。羨ましいわ。ずっと触ってたい!ぶなちゃん!」 本しめじ 「なんて言ってられないわ!私も、網の上にジャーンプ!」 ブナピー 「ちょ!ちょっと!ツンツン、、ツクツク、、ブサっ!って、フォークぶっ刺すんじゃないわよ!」 本しめじ 「そうよ!和食よ!和食なのよ!お箸つかえないのかしら?そっ!そうよ!優しく挟んでね!」 ブナピー 「やだやだ!お箸の使い方が下手ねぇ~~」 本しめじ 「しろ~いトロ~リクリームに、まとわれる時間よ」 ブナピー 「同じ色の、白いマカロニさんとも仲良くしないとね!」 本しめじ 「いーやー! ぶなちゃーん!!」 ブナピー 「(棒読み)なんて言いながらも、、みんなで仲の良いグラタンであったとさ!!」 本しめじ 「炊き込みご飯よ!やーっぱり!白飯(しろめし)には私達が必須よね!!」 ブナピー 「そりゃ、きのこ類の高嶺の花の私達だし」 本しめじ 「やーだー!なんで?なんで?きのこの炊き込みご飯だけ松茸なのよ!私達、はいってないの────!!」 ブナピー 「きのこ類の高嶺の花は松茸ってこと!失礼しちゃうわ!」 本しめじ 「また私はぼっちなのよ!!」 ブナピー 「(冷静に)とんだ勘違いの私達2人だけど、、コソッと炊き込みご飯に、同席させてもらったのよ。ふふふっ」 本しめじ 「最後のマリネは、私のプリっプリっ感が合うのよ!マリネは粒マスタードが味の決めてね!」 ブナピー 「私は?本しめちゃん!やっぱり一緒がいいぃぃぃぃ」 本しめじ 「私だって、ぶなちゃんと一緒が良いのよ!!今日のマリネは一緒だって良いじゃないね!」 ブナピー 「親しみやすさに定評はあるぶん、一人でってあんまりないね!いつも一緒よね私達!」 本しめじ 「きゃっほー!私達最強!!」 本しめじ 「(店員風に)全ての料理が出しおわり、お客様は、満足して、税込1100円を支払い帰って行きました。」 ブナピー 「税込1100円ですって!?」 本しめじ 「私が食べたいわよ!」 ブナピー 「えっ?そこ?」 本しめじ 「そうよ!コスパ大事よ!」 ブナピー 「そんなこと言ってるから、しいたけの次なんて言われるのよ!!」 本しめじ 「なんだか上から目線だけど、白いだけじゃない!」 ブナピー 「必要とされて、この美しい姿に作られたのよ!」 本しめじ 「やっぱり松茸よね~」 ブナピー 「そうね~」 本しめじ 「それそれー」 ブナピー 「ガンバレ、ガンバレー」 おしまい
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