16人が本棚に入れています
本棚に追加
080永住
少し気にはなっていた
週を越えるごとに
彼女が僕の自宅に泊まる期間が長くなっていた
最初は金曜の昼に来て
日曜の夕方には帰る
次の週は月曜の夕方まで
次男と一緒に僕の自宅に泊まった
翌週は
月曜に次男に食事代の現金を渡し
彼女は水曜の夕方に帰った
そして最終週
彼女も次男も丸々1週間
僕の自宅に泊まっていた
この件の話を始めた時にも言ったが
僕自身はまったく気にしない
むしろ嬉しいとすら思える
まぁ彼女と愛し合えるのは
次男が居ない時のみ
となったが
そんなに問題視することではない
そんな時
彼女から提案があった
次男の学校が始まっても
2人でここに住んでもいいか?と言う
何度も言うが
僕は気にしないし
問題もない
むしろ嬉しい気持ちや
ありがたい気持ちのほうが多い
しかし彼女…
いやそれよりも次男はどう思っているのだろう
彼女にとっては
自分の大切な人達に食事を作れる
なによりも嬉しいことだろうし
この家は凄い居心地が良いとも言っていた
仕事にも問題なく行ける
それはまぁ
聞いていた話のように
そうだろう
以前から布団のシーツなんかも含め
この家の居心地の良さは聞いていた
実際
ここは彼女の自宅よりも広く
キッチンも使いやすい
風呂や洗面も新しいタイプだ
問題は次男の気持ち
最初のコメントを投稿しよう!