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拓実「涼介さん、マジで彼女にベタ惚れだよな。」
結愛「そ、そだね…。」
え…、このまま春町くんと飲まなきゃなの?
マジでどうしよ(汗)
どうにかして帰りたい…!!
拓実「そういえば…。」
結愛「…ん?」
拓実「望月さんも彼氏のこと、溺愛してたよね?」
おっ…、覚えてたのか!!(汗)
拓実「はぁ…。いいな〜、みんな恋人がいて…。俺なんか…、俺なんか…。」
春町くんはみるみるしょんぼりしていった。
…あれ?
なんかキャラ違くない??
私の記憶では、無愛想なクールキャラなはず。
酔ってるせい?
嫌いな人とはいえ、さすがに落ち込んでる人を放っておくことはできない。
それに別に隠してるわけでもないし、言っちゃうか…。
結愛「あのさ…、私、彼氏と別れたんだよね。」
そうしたら、ものすごいスピードで春町くんが項垂れていた顔を上げて私をみた。
拓実「はっ!?別れた!? …いつ!?いつ別れたんだ!?!?」
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