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えっ…、なにこの食いつき(汗)
めっちゃ目を見開いてんですけど!?!?
結愛「えっと…、つい最近。2週間前くらいかな。フラれたの、好きな人ができたって。」
拓実「そっか…。」
春町くんはまた、しょんぼりと項垂れてしまった。
…なんで春町くんが落ち込んでんの?
少し励ましてさっさと帰ろうと思っていたのに、さらに帰りづらくなってしまったな…(汗)
拓実「実は…。」
春町くんが話し始めた。
何やら重たい空気だ。
拓実「俺も同じ理由でフラれたんだよね。2年前、絢香に。」
結愛「えっ…!?」
拓実「びっくりだろ?俺と絢香が付き合ってたなんて(笑)」
いや、びっくりはそっちじゃない。
好きな人ができたから、なんて自分に非があること、絢香は一言も言ってなかったことに驚いてんの!
拓実「好きな人ができたからってフラれた次の日には、新しい恋人と楽しそうに腕組んで歩いててさ…。」
結愛「うわ…、キツ…。」
ヤバっ!
思わず言葉に出てしまった。
春町くんはすごく悲しそうな笑顔で私をみた。
…なんか、胸がめちゃくちゃ痛い。
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