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たーくんと絢香のデート現場を目撃してしまった私は、そのまま家へ帰った。
結局たーくんは、私より絢香の方が良いんだ。
私と付き合ってみて、それを再確認したのかも…。
まぁ、私みたいなの、そりゃ嫌だよね。
こんなめんどくさい女。
でもさ、それにしても浮気は許せない!!!
たーくんのバカ!バカバカバカ!!!!
ピンポーンーー。
誰かが家に尋ねてきた。
宅配かな?
置き配にしてたはずなんだけど…。
インターホンに映っていたのは…、
結愛「たーくん…。」
さっきまで怒っていたはずなのに、たーくんの姿に胸は切なくなった。
でも、すぐに怒りが込み上げてきた。
さっきまで絢香とデートしてたくせに、なんなの!?!?
私はドアを開けて、怖い顔をたーくんに向けた。
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