10.一生大切にするね。

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絢香「あれでしょ?お互いに素直に謝れなくて…ってやつ。」 結愛「たーくんは分かんないけど、私は…そう。」 絢香「やっぱりね。だから、そんなの男らしく自分から謝れって言ってやったのよ!」 さすが絢香…(苦笑) 絢香「でも、なーんかずっとウジウジしてるからさ〜、それならプレゼントも一緒に渡せば?って、謝罪の気持ちを込めて。」 私の頭の中で、点と点が繋がった。 結愛「えっ、もしかして…、プレゼント一緒に選びに行ったりした…?」 絢香「うん、行ったよ。…え、それは春町から聞いたの?」 結愛「違う…、見たの。2人が買い物してるところ。」 絢香「…!? もしかして、勘違いさせちゃった…!?」 勘違い…だったの…? 私、てっきりたーくんは絢香とデートしてるものだと…。 私は無言で頷いた。 絢香「ごめん!私たち、全くそんなんじゃないから!!!」 絢香はそう言ってくれたけど、私の心はモヤモヤしたまま。 結愛「…どうかな。たーくんは絢香のことが好きになったかもよ?」
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