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絢香「あれでしょ?お互いに素直に謝れなくて…ってやつ。」
結愛「たーくんは分かんないけど、私は…そう。」
絢香「やっぱりね。だから、そんなの男らしく自分から謝れって言ってやったのよ!」
さすが絢香…(苦笑)
絢香「でも、なーんかずっとウジウジしてるからさ〜、それならプレゼントも一緒に渡せば?って、謝罪の気持ちを込めて。」
私の頭の中で、点と点が繋がった。
結愛「えっ、もしかして…、プレゼント一緒に選びに行ったりした…?」
絢香「うん、行ったよ。…え、それは春町から聞いたの?」
結愛「違う…、見たの。2人が買い物してるところ。」
絢香「…!? もしかして、勘違いさせちゃった…!?」
勘違い…だったの…?
私、てっきりたーくんは絢香とデートしてるものだと…。
私は無言で頷いた。
絢香「ごめん!私たち、全くそんなんじゃないから!!!」
絢香はそう言ってくれたけど、私の心はモヤモヤしたまま。
結愛「…どうかな。たーくんは絢香のことが好きになったかもよ?」
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