10.一生大切にするね。

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絢香「いやいや、それは無いでしょ。」 結愛「…すごく楽しそうに笑ってたし。」 絢香は呆れたように笑った。 絢香「違う違う(笑)あいつ、私と買い物中、ゆあの話しかしなかったから。」 結愛「えっ…?」 絢香「ゆあはこういうのが好きとか、嫌いとか…、いろんな物を見ながら、あーだこーだって(笑)」 うそ…。 絢香「へー、春町ってこんな顔するんだなって。私と付き合ってる時はそんな顔したことなかったから。すごく幸せそうだった。」 たーくん、私といて、幸せなの? あんな喧嘩したのに? それでも、私のこと、好きでいてくれてるの…? 絢香「あっ…、私と付き合ってる時の話とかイヤだったよね(汗)ごめん…。」 結愛「ううん、気にしないで。」 絢香は私の両肩を掴んだ。 絢香「春町はゆあのことが大好き。…これだけは絶対だよ?」 胸の奥がジンとする。 今すぐ、たーくんに会いたい…!!!
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