3.あなたのこと、嫌ってました。

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拓実「俺、肝が苦手でさ…。あの時、食べようとして掴んだ焼き鳥が、まさかの肝で(汗)だからつい、『うわっ…、キモ…』って口に出ちゃったっつーか…。」 なに…それ…。 拓実「で、…あれ?これ望月さんに言ったみたいに聞こえたかな?って思ったんだけど、聞こえてたか聞こえてなかったかもよくわかんなかったし、自己紹介の順番が来ちゃってそのまま…って感じで…。」 つまり、今の今まで、私の勘違いだったってこと…? そんで、私の勘違いで春町くんのことを一方的に嫌ってたってこと…!? 拓実「ご…、ごめん。俺のこと、嫌ってた…よな?」 結愛「…うん、嫌ってた。」 春町くんはショックを受けた顔に…。 拓実「はぁ…、何で俺はいつもこう間が悪いというか…(泣)」 その悲壮感漂う姿が、もうおかしくておかしくて…。 結愛「あははは…!(笑)」 私はついに笑ってしまった。
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