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拓実「…でもさ、じゃあなんで絢香は俺と付き合ってくれたんだ?別にイケメンでもないのに。」
結愛「うーん、たしかに。春町くんって、イケメン…ではないよね。イケメン寄りだとは思うけど。」
拓実「うわっ、さすが望月さん!毒舌だね〜(笑)」
えっ?
私って毒舌キャラだったの?
拓実「まっ、イケメンじゃない残念枠ってことは分かってるからショックでも何でもないけど(笑)」
根暗のくせに、そこはポジティブなんだ…。
結愛「まぁ…、あれじゃない?春町くんって背が高いでしょ?そこはプラスポイントだと思う。」
拓実「ああ…、背は高いな、確かに。180センチあるし。」
結愛「あとは…、年上っていうのが結構ステータスだったかも。絢香って年下にあんまいかないじゃん?年上好きだったりするかも。」
拓実「へ〜、分析力すごくね?」
…至極ありきたりだと思うけど。
拓実「実はさ…。」
春町くんが急に神妙な面持ちになった。
拓実「俺、ついこの前、勇気出して絢香に連絡したんだよね、別れてから初めて。」
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