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数日後ーー。
拓実「望月さん!!!」
バイト中、店のドアが開いたかと思うと、春町くんが私の名前を叫びながら一人で入ってきた。
結愛「ど、どうしたの…!?」
拓実「ちょっと、聞いて欲しい話があって!!!」
春町くんが大きな声を出したせいで、店のお客さんみんなが私たちに注目している。
結愛「ちょ…、ちょっとこっちに来て…?」
私はそう言って、興奮気味の春町くんを人目につきにくい廊下に連れ出した。
結愛「…で、どうしたの? なんか、めちゃくちゃ興奮してるけど…?」
拓実「こんなの興奮せずにいられるわけねーじゃん!!!」
結愛「いや…、だから、何があったか知らないのにそんなこと言われてもわかんないから!!!(怒)」
拓実「今日バイト早上がりだよな!?」
結愛「えっ…?うん、そうだけど…。」
拓実「よし!!じゃあ、望月さんが上がる時間にまた来るわ!!!」
そう言って嵐のように春町くんは去っていった。
…わけがわからん!!
でも、何か良いことがあったんだろう。
はっ…!
もしかして…、絢香と進展があったとか!?!?
きっとそうに違いない!!!
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