4.うなされ、呼んだ名は…

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数日後ーー。 拓実「望月さん!!!」 バイト中、店のドアが開いたかと思うと、春町くんが私の名前を叫びながら一人で入ってきた。 結愛「ど、どうしたの…!?」 拓実「ちょっと、聞いて欲しい話があって!!!」 春町くんが大きな声を出したせいで、店のお客さんみんなが私たちに注目している。 結愛「ちょ…、ちょっとこっちに来て…?」 私はそう言って、興奮気味の春町くんを人目につきにくい廊下に連れ出した。 結愛「…で、どうしたの? なんか、めちゃくちゃ興奮してるけど…?」 拓実「こんなの興奮せずにいられるわけねーじゃん!!!」 結愛「いや…、だから、何があったか知らないのにそんなこと言われてもわかんないから!!!(怒)」 拓実「今日バイト早上がりだよな!?」 結愛「えっ…?うん、そうだけど…。」 拓実「よし!!じゃあ、望月さんが上がる時間にまた来るわ!!!」 そう言って嵐のように春町くんは去っていった。 …わけがわからん!! でも、何か良いことがあったんだろう。 はっ…! もしかして…、絢香と進展があったとか!?!? きっとそうに違いない!!!
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