ミカ視点
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私はカナタに抱いてほしいと言った。 カナタはわかったと言い、一緒にホテルに行った。 私はそこに全てをかけた。 カナタの気持ちを私に向けるチャンスだと考えたからだ。 ヒナにはない魅力を見せつけようとした。 だけど、カナタは顔色ひとつ変えることはなかった。 何度も会い、私達は繋がった。 いくら頑張っても私はカナタを手に入れられない… 毎回、虚しさだけが残る。 それでも私は諦めきれなかった。
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