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「白沢さんは、スポーツ推薦でうちの学校に来られたそうだよ。バスケの強豪で知られてる星崎小学校から来た子でね、うちの学校に来たばかりの頃は明るくて友達も多い人気者だったとか…。こちらのバスケ部でも期待の次期エースとして活躍されてて先輩方からも好かれてる方だったそうだ」
「えっ…?」
ヤス子から聞いていた話しと全く違う事に驚いて佐藤はびっくりした。
「どうした?」
「あっ…えっと、なんでもない…です。話しの続きをお願いします」
佐藤が笑って言うと李兎は続きを話しだした。
「白沢さんが入学して半年経った頃、確か…夏?だったかな…。急に白沢さんが学校に来なくなったんだと」
「なんで?原因は?」
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