天才の憂鬱

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私は天才だった。 どんなに難解な問題でも、 やり方さえ見つけてしまえば、 解けた。 やればできる自分が 嫌になる。 「できない人だっているんだ。」 「お前はもっと頑張れ!」 そんな言葉が 嫌になる。 私にだって 努力がいらない訳じゃない。 努力は強いられるものじゃない。 私は、操り人形(マリオネット)じゃない!
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