砂糖菓子に願いを込めて
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砂糖菓子に願いを込めて
初めて彼を見つけた時から決めていた。
これ
(
・・
)
は俺のもの。 絶対に奪われてはいけない存在。 「美味しい?」 「はいっ! とっても甘くて、幸せな気持ちになりました」 隣にいる小さな砂糖菓子が入ったガラス瓶を大切に抱える小柄な少年。 彼は口に入れた1粒の砂糖菓子で幸せな気持ちなると言う。 その中に
毒
(
・
)
が混ざっているなんて考えもせず。
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