第3章

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ーーグラグラグラッ!  突然地震が起きて、いつものように竜が現れる。 「また竜が! この前みたいに蛇の竜!」 「あれはデンマークに伝わる竜と娘の伝説に登場する竜。オリジナルは心優しき竜なのに、その姿を悪事で利用しようとするとは許せない!」  シグリッドは怒りを露わにする。 「どうしていつも竜の名前がわかるの?」 「あれらは本当の竜ではなくて昔存在していた竜をモチーフに造られたアーティファクトだからよ。アーティファクトブレイブでは無い、さしずめアーティファクトドラゴンと言ったところかしら? さぁ、百合亜、いくわよ!」 「うんっ!」  シグリッドと百合亜はアーティファクトブレイブを召喚する。 「ヴルムンク!!」 「ケーニッヒファフナー!!」
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