第2章

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「私、竜と合体したの?」 「早速だけどあなたの力が必要なの。ケーニッヒファフナーに搭乗者がいれば私達はケーニッヒヴルムンクに合体できるわ。合体してあいつを倒すのよ!」 「合体!? ますます勇者っぽい!!」 「だから遊びじゃないって言っているでしょ! まぁいいわ。頑張ってよね!」 「うん!」  しばらくの間。 「何? 早く合体してよ!」 「合体する時なんて言えばいいの?」 「そんなのなんだっていいでしょ!」 「良くない! 重要なんだから!」 「何でも良いからあなたが決めてよ!」 「フュージョン! アーティファクトブレイブ! ケーニッヒヴルムンク!! これでどう?」 「もうそれでいいわ」 「「フュージョン! アーティファクトブレイブ! ケーニッヒヴルムンク!!」」  ケーニッヒファフナーは竜から胸部が無いロボットに変形し、ヴルムンクは人型ロボットから巨大な狼の頭部に変形する。 そして2体のアーティファクトブレイブはドッキング。 眼に光が灯る。 「「合体! ケーニッヒヴルムンク!!!」」
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