第3章

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「百合亜が自分から新しい部活を作りたいというのは嬉しいわ。でもね、残念だけど生徒会長として許可する事ができないの」 「え? どうしてー?」 「部活動を設立するには5人の部員が必要よ。百合亜と蘭ちゃん、それとシグリッドさん。あと私」 「ちゃっかりお姉ちゃんも入ってくれるんだ」 「生徒会長の権限を使って他の生徒会の役員を無理やり数に入れるのもいいけれど、あなたが本当にやりたい事ならあなた達で部員を集めてみたらどう? それも部活動の一環になるんじゃないかな?」 「そっか! じゃああと1人アーティファクトブレイ部にスカウトすればいいんだね?」 「ええ。その時を楽しみに待っているわ」 「百合亜、何かアテはあるの?」  蘭が百合亜に聞くと百合亜は自信満々に答える。 「もちろん無い!」
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