2話

5/11
前へ
/75ページ
次へ
そして、味噌ラーメンが出来たようで、目の前に置かれた。 店主「ど、どうぞ。味は保証します。絶対美味しいので…」 誠「ふーん?どれどれ」 早速箸を持ってズルズルと麺を啜り食べ、スープも飲む。 ふむ…これは。 シン「味どうっすか?イザナギ神様」 店主にライフルを向けたまま僕に聞く。 誠「…」 味噌ラーメンを食べながらどんな感想を言おうか考える。 店主の妻「あ、あなた、大丈夫よね?」 店主「大丈夫だ…味を信じろ。うちは一番美味しいラーメン屋なんだ…口コミだって悪くないし」 2人共そう言ってラーメンを食べる僕をがたがた震えながら見ている。 誠「これは…」 箸を置き考える。 店主は生唾を飲み込みながら僕の答えを待っている。 シン「不味かったっすか?それとも美味かったっすか?」 シンは震える店主にライフルを向けたまま僕に答えを聞いている。
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加