2話

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誠「ドンペリ持ってきてよ」 そう言うと、キャバ嬢の1人が持ってきた。 僕はワイングラスを持ち注ぐように言う。 誠「言っておくけど、こぼしたら即処刑ね君」 ドンペリ持ってがたがた震えるキャバ嬢に告げる。 そのキャバ嬢の後ろには、ライフルを持ったシンがいる。 がたがた震え泣きそうな表情のキャバ嬢は、震える手で、ドンペリを僕の手に持つワイングラスにゆっくり注ぐ。 そして注がれたドンペリを飲む。 誠「まあまあだね」 そう言ってグラスを置く。 誠「ところでさ、僕って超イケメンだと思わない?」 薔薇を出しながら口にそれを加えて決めポーズをして、隣りに座るキャバ嬢に聞く。 キャバ嬢「は、はい…めちゃくちゃイケメンでかっこいいです…」 誠「そうでしょ?抱かれたいと思わない?」 キャバ嬢「は、はい…だ、抱かれたいです…」 笑顔だが、なんかこわばってる感じがする。
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