3話

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宰相「以上でよろしいでしょうか?」 王宮に帰り会議に出席し、宰相から提案された法案を説明される。 誠「ああ」 宰相「では、こちらの書類にサインを」 それにサインする。 めんどくさいけど、これも王である仕事だからな。 あ、そうだ。 誠「僕からも一つ提案があるんだ。この提案は無条件ですぐに法律とするように」 宰相「え?どんなものですか?」 誠「デブ罪という刑法だ」 宰相「デブ罪?」 誠「そうだ。デブは醜い生き物だと僕は思っている。デブという存在はこれは神への冒涜に値する。よってデブは無条件で逮捕し、強制収容所に送るべきにする」 大臣「強制収容所…」 デブの大臣が青ざめる。 誠「安心しろ。王族や妊婦は除外とする。対象は、本当に太ってる奴等だ。だから力士も対象だ。食べ過ぎてデブな奴、普段からデブな奴、運動不足でデブってる奴等などな」 大臣「な、なるほど…わかりました」 それを聞いてホッとするデブ大臣。
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