1話

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被った瞬間、景色が一瞬で変わり、どこか豪華な広い部屋にいた。 ここは? 唖然としてると、僕が玉座に座っていて僕の服が変わってるのに気づいた。 なんか王子服というか貴族服みたいな豪華な服を着ていた。 まさかここは…王宮の中?じゃあここは、王の間? あのマジシャンが言った通り王になったのか僕は? 顎に手を添え今の状況を考えていると、王の間に誰か入ってきた。 入ってきた人物は、片眼鏡に白髪頭に白髭をした初老の気難しそうな男で、この国の宰相だった。 宰相「陛下、ご報告に参りました」 玉座に座る僕に軽く頭を下げてそう告げる宰相。 誠「陛下って僕のこと?」 宰相「貴方様以外に誰が?」 まさか本当に僕が王に? あのマジシャンが言ったことは本当だったのか? 誠「ああ、そうだったね。僕が王だった。うっかりしてたよ」 宰相「大丈夫ですかな?何か夢でも?」 誠「大丈夫だ。で、報告とは何かな?申してよい」 宰相「はい。ではご報告させていただきます」 そう言って報告を告げる。 内容は今日のスケジュール内容でとりあえず頷いておいた。
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