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被った瞬間、景色が一瞬で変わり、どこか豪華な広い部屋にいた。
ここは?
唖然としてると、僕が玉座に座っていて僕の服が変わってるのに気づいた。
なんか王子服というか貴族服みたいな豪華な服を着ていた。
まさかここは…王宮の中?じゃあここは、王の間?
あのマジシャンが言った通り王になったのか僕は?
顎に手を添え今の状況を考えていると、王の間に誰か入ってきた。
入ってきた人物は、片眼鏡に白髪頭に白髭をした初老の気難しそうな男で、この国の宰相だった。
宰相「陛下、ご報告に参りました」
玉座に座る僕に軽く頭を下げてそう告げる宰相。
誠「陛下って僕のこと?」
宰相「貴方様以外に誰が?」
まさか本当に僕が王に?
あのマジシャンが言ったことは本当だったのか?
誠「ああ、そうだったね。僕が王だった。うっかりしてたよ」
宰相「大丈夫ですかな?何か夢でも?」
誠「大丈夫だ。で、報告とは何かな?申してよい」
宰相「はい。ではご報告させていただきます」
そう言って報告を告げる。
内容は今日のスケジュール内容でとりあえず頷いておいた。
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