6話

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義勇軍「あのバカ王と宰相はどこにいる!?」 監視モニターを見てると、椅子に座ってる信者代表に銃を向けているようだった。 隣りの部屋だから声も聞こえる。 信者代表「やらせはせん…やらせはせん…。イザナギ神様の栄光、そして私のプライド、貴様らごときに、やらせはせん…やらせはせんぞー!」 そう言って椅子から立ち上がり、服をばっと脱ぐ。 義勇軍「こ、こいつ、身体中に爆弾を!?」 信者代表「イザナギ神様に栄光あれぇ!」 そう叫ぶと自爆し、部屋にいた義勇軍も道連れにした。 この隠し部屋だけは頑丈にできてるから、隣りの部屋が爆発しても無事だった。 宰相「なんという立派な最後か」 監視モニターで信者代表の最後を見ていた宰相が涙を流す。 ああ…これで信者達は全滅した。 残ってるのは僕と宰相だけ…。 この隠し部屋にいても、いずれ見つかる。 どうすれば…。
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