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宰相「以上です」
誠「ご苦労。下がってよい」
王様気分を味わう為、王になりきりながら話す。
宰相「はっ。では」
ぺこりと頭を下げ王の間から出て行った。
どうやら本当に僕は王になったようだ。
あのよぼよぼ国王どうなったんだろ?僕が王になってるということは存在しないのか?
よくわからないけど、今はどうやら僕がこの国の王であることは間違いないだろう。
玉座に座ったままそう考える。
ふ、ふふふ…まさか本当にあのマジシャンが言った通り王冠被っただけで王になるなんて…。
現実じゃあり得なすぎて笑いが込み上げてくる。
ただの売れない俳優の僕が、今、王になっている!
これはもしかして夢なのか?しかし夢にしてはリアル過ぎる。
あ、この王冠取ったら現実に戻れるとか?
試しにやってみるかな?
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