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ミコエル「じゃあ、さようなら。マコト」
誠「ミコエル、さようなら。そして本当にありがとう」
そう言うと、ミコエルはニッコリ笑ったまま光りに包まれたまま消えた。
そして僕も光りに包まれたままその場から消えた。
………はっ!?。
気がつくと、僕は自宅の自室にいた。
元の現実に戻れた?
テレビを付けると、現国王のよぼよぼ爺さんが、なんか喋っていた。
この国王がいるということは…。
帰ってこれた?元の現実に。
自分のスマホがベッドの上にあったので、見ると確かに僕のスマホだった。
お気に入りのゲームもちゃんとあるし。
そんな時、スマホが鳴ったので、出るとマネージャーからだった。
どうやら、人気ドラマに僕が主人公の親友役としてでることが決まったようだった。
ああ…本当に帰ってこれたんだ…。
じゃあ今までのは夢だったのか?
ふと部屋の鏡を見ると、僕の耳にミコエルから貰ったイヤリングが付けてある。
じゃあ、あれは本当だった?
でも…こうやって戻ってこれたんだ…。
ありがとう、ミコエル。
色々聞きたいことあったけど、異世界で元気でね。
イヤリングを触りながら心の中でそう思った。
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