エピローグ

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渋谷ー 誠が渋谷で歩いていると… シン「イザナギマコトさんっすよね?俳優の」 誠が振り向くと、軍服姿じゃなく私服姿のシンがいた。 誠「シンか!?」 シン「はい。国王親衛隊隊長のシンっす」 ニカっと笑いそう答えるシン。 誠「お前…生きてたのか!?」 シン「へ?もちろん生きてまっすけど?」 誠「お前…義勇軍に殺されたはずじゃ?」 シン「え?義勇軍?何すかそれ?殺されてもいないっすけど?俺幽霊に見えますか?」 誠「あ…ごめん。ちょっと悪い夢見てね」 そう言って苦笑いし謝る。 シン「夢っすか?夢じゃ俺、その義勇軍に殺されたんすか?」 誠「まあ、そんなとこ…。名誉ある戦死だったよ…」 シン「なんかよくわかりませんけど、名誉ある戦死っていいっすよね。カッコいい死に方で」 うんうんとシンは頷く。
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