12人が本棚に入れています
本棚に追加
渋谷ー
誠が渋谷で歩いていると…
シン「イザナギマコトさんっすよね?俳優の」
誠が振り向くと、軍服姿じゃなく私服姿のシンがいた。
誠「シンか!?」
シン「はい。国王親衛隊隊長のシンっす」
ニカっと笑いそう答えるシン。
誠「お前…生きてたのか!?」
シン「へ?もちろん生きてまっすけど?」
誠「お前…義勇軍に殺されたはずじゃ?」
シン「え?義勇軍?何すかそれ?殺されてもいないっすけど?俺幽霊に見えますか?」
誠「あ…ごめん。ちょっと悪い夢見てね」
そう言って苦笑いし謝る。
シン「夢っすか?夢じゃ俺、その義勇軍に殺されたんすか?」
誠「まあ、そんなとこ…。名誉ある戦死だったよ…」
シン「なんかよくわかりませんけど、名誉ある戦死っていいっすよね。カッコいい死に方で」
うんうんとシンは頷く。
最初のコメントを投稿しよう!