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体のラインを美しく魅せるよう作られた高品質のチャイナ服は雪十の体形にぴったりと合っていてウェン・チャオにこの体を見せたのではないか?と疑いたくなるほどの出来だった。 スカートの裾を捲り上げ、突き出された臀部は形も張りも触り心地も良い洗練された尻だ。 滑らかなその丘を指で撫でながら親指を引っかけて下着をずらした孔に自身の熱棒を浅く深く出し挿れする。 喘ぐ声と揺れる腰つきが堪らなく煽情的で情欲を激しく揺さぶる。 「っ、あっ、アッ、ぅあ、もっ、脱がせ、ろ!」 バックで責め上げる憧燿は全裸に対して雪十は服はおろか下着すらも脱がされないまま喘ぎ乱されていた。 「ダメだ。脱いでしまったら二度と着てはくれんだろう?」 「当たり前!っっ、あんっ、はぁ…」 憧燿の手が雪十の肘を掴んで引き上げるとさらに深くまで彼を受け入れさせられて雪十は喘いだ。 喘ぎを止められない口に唐突に突っ込まれたのはスカートの裾で条件反射でそれを噛む。 おもむろに憧燿が両膝を抱え上げたかと思うと雪十は自身の痴態が鏡張りの前方の壁にまざまざと映っていることに気が付いた。 「この服は諦めるがこの下着はこれからも履いた方が良い。勝手も見た目も善いからな」 耳元で囁く憧燿に雪十は恥ずかしさに目を閉じた。 「興奮が羞恥心を勝る景色だ。ほら、堪えきれずに愛液が溢れている」 少ない前方の布地から頭を覗かせた雪十の熱棒は憧燿の言葉通りで粘液を垂らしてヒクついていた。 容赦ない突き上げと晒される痴態と痺れるほどの快感に憧燿の言霊が重なって理性的な感情も知性的な考えもだんだんと追いつかなくなっていく。 焦点が合わずにぼやけていく視界と卑猥な粘着音と喘ぎ、荒い呼吸音だけが大きく響き世界がどんどん狭くなっていく感覚に雪十は首を横に振ると激しく暴れて抵抗した。
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