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「3人目はレオ。借金して払えなくなって、無理やり連れてこられた。彼に対する扱いも酷かった。思い出すと吐き気がするくらい。」 「彼はどこにいるんだ?」 「分からない。」 「そうか。」 「俺が知っていることはこれくらい。」 早速、俺はケイトからの情報を整理した。 「レイの入院している病院って分かるか。」 「うん。」 「案内してくれるか?」 「いいけど、その前にいかにも刑事ですっていう服装と髪型をどうにかしないと。そこの医者は警察嫌いなんだ。さとしさんが警察関係者だと分かったら追い出される。」 恐らく、闇医者だろう。 「分かった。ケイトに任せるよ。」 「おっけ。そうと決まれば、今から出掛けよう。」 「今?」 「そう、今。じいさん、寝るの早いんだよ。急がないと。」 ケイトは俺の手を引き、外へと走り出した。
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