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旅を続けるレクルとティルフィングはトヨヴァーシの街を訪れた。
すれ違う街の人々はレクルの持つティルフィングを不審そうにジロジロと見る。
そして、ティルフィングを見た老人が驚いて叫ぶ。
「そ、その剣は! 魔剣ティルフィング!?」
ざわつく街の人々。
「うん。でもこの街に不幸をもたらす事はないから安心して」
そう言って周りを気にせず歩き出すレクル。
老人はレクルの後ろから来る旅人の剣を見て驚いて叫ぶ。
「そ、その剣は魔剣ソードエッジ!?」
ざわつく街の人々。
更に。
「そ、その剣は魔剣ムラマーサ!?」
ざわつく(以下同文)。
更に更に。
「そ、その剣は魔剣ネクロード!?」
ざ(以下同文)。
レクルは流石に立ち止まって振り返って叫ぶ。
「魔剣が多すぎる!」
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