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ジャスティスピンク
敵の怪人はイカ、タコ、エビ・ギルディアの寿司ネタ三兄弟だ。
ギルディアの精鋭部隊と言っても過言ではない。
中でもイカ・ギルディアは悪の秘密結社の大幹部の正体で強敵だ。
さすがに、ジャスティスレッドもこの寿司ネタ三兄弟の前では防戦一方だ。
『ゲッケケケェ、レッド。お前もひとりでは我らには叶うまい!』
「ぬウゥッ、黙れ」
レッドは窮地に立たされた。
『死ねェ。レッド!』
カニ・ギルディアは自慢の巨大なハサミを振り上げ狙いを定めた。
『おおォッレッド。ピンチ。これでレッドもおしまいか?』
実況も鬼気迫る勢いだ。
だが、不意に背後から閃光のようにピンクのイナズマが疾走った。
「させるかァ。電光パンチ!」
雷鳴が轟き、ジャスティスピンクのパンチがカニギルディアの顔面にヒットした。
『おおォッ、いつもレッドの影に隠れて応援しているだけのピンクが必殺の電光パンチを放った!』
実況も熱が入る。
『ぬグゥ』
カニギルディアが振り下ろそうとした巨大なハサミはピンクに殴られた事によりレッドの身体を逸れた。
「サンキュ。ピンク!」
レッドは間髪おかず、敵へ反撃開始だ。
「フフゥン、さァ寿司ネタ三兄弟。回転寿司のネタにして上げてよ」
今夜のピンクは頼もしい。
しかしギルディアの寿司ネタ三兄弟の前にはピンクだけでは心許ない。
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