ジャスティスピンク

1/1
前へ
/14ページ
次へ

ジャスティスピンク

 すぐにタコ・ギルディアの足の吸盤にひっ付いてしまった。 「ちっくしょォーッ。離せェ」  必死にピンクは暴れるが、タコに捕まり万事休すだ。 『ケッケケェ。死ねェ。ピンク!』  タコは背後からピンクの首を絞めに掛かった。チョークスリーパーだ。 「うッううゥ」ピンクも懸命にもがくがタコの攻撃はしつこい。  頸動脈を止められて失神寸前だ。 「グゥッ、助けて。ユーマ!」  必死にピンクは手を伸ばすが、ボクにはなにもできない。   『ああァ、タコの腕が首に絡みつきピンクは落とされるか?』  だがピンクが気絶する寸前、ブラックとブルーが加勢した。  なんとかピンクを救出した。 『おおォ、一気に形勢逆転だ!』  さすがに寿司ネタ三兄弟もメンバーの揃ったジャスティス(セブン)が相手では分が悪い。 『クッソォ、いったん引くぞォ』  イカギルディアの号令で寿司ネタ三兄弟は引上げていった。 「ふぅ〜ッ」  ピンクも首絞め(チョークスリーパー)の影響でフラフラだ。 「大丈夫か。ピンク?」  ブルーが気づかうが、ピンクも気丈に振る舞った。 「平気、平気」  こうして怪人たちは逃亡し闘いは済んだ。  夜の街に平和が訪れた。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加