序章 神の放物線 9

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序章 神の放物線 9

 結局、学校は、生徒よりも住民を落ち着かせるため、それぞれの自治体(じちたい)に説明をして回る始末(しまつ)。  最大の被害者(ひがいしゃ)は生徒だった。    精神的ショックも大きいだろうから早く帰って休むようにと、(わけ)のわからない理由で、今週いっぱい部活動(ぶかつどう)停止(ていし)。  生徒は授業(じゅぎょう)終了後(しゅうりょうご)早々(はやばや)と学校を追い出された。
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