どこにそんなエネルギーがあったの

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 今、母は人生の山道をゆっくり下っているのではないかと思う。 もう話すことはできないが、あの出来事を覚えている?と聞いてみたい。 あの若者やあの酷い息子はどう生きているのか。 同じ人生はひとつとしてないが、山あり谷ありと表現される人生の山道はどちらにしても楽ではない気がする。 たまに一筋の光や温かな人の真心に触れることができたら幸せなのではないかと思う。
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