2024年9月

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2024年9月21日(土)  アホですね~。徹夜して午前中の9時半ぐらいまで起きていました。  一周まわって、そのまま起きて仕事できそうな感じがあったんですが、頭の奥がぼやぼやしていたので、無理は禁物だなと思って寝ました。  案の定、起きたら夕方です。もう完全に昼夜逆転です。  今宵も美味しい夜食が私を待っています(自棄)。  今日、今シーズン初、ストーブを焚きました。昨日業者さんがきて、新しいストーブを設置したから、つけてみたかったってのもあるんですが、さっきTwitterで北海道のニュースがあって、大雪山の黒岳で初雪が降ったそうです。  もう9月も下旬ですね。気分はすっかり秋です。  Twitterで呟いていると、本当に地域差があって、まだ暑くてクーラーをつけてらっしゃる方々もいて、日本…………となっています。  先日、無花果からの北海道ならではの食べ物の話をしましたが、その他の事についても少し。  竹、椿、金木犀がないです。  タケノコ大好きマンなのですが、子供の頃は父が近所からササノコをとってきていて、炊き込みご飯や煮物にして食べていました。  言葉の通り、笹の子でして、笹藪なら沢山あります。タケノコよりずっと細い感じですね。鉛筆みたいなもんです。  子供の頃はそれをタケノコだと信じ込んでいました(笑)。  大人になってから厳密な違いを知って、北海道には竹林がないんだと知り、テレビで見る京都・嵐山の竹林に憧れたりしました。  高校生の時は修学旅行で京都に行ったのですが、正直、当時は国内旅行の良さがあまり分かっていなくて、神社仏閣とかを見ても「地味なもの」としか思っておらず、魅力が分かっていませんでした。  嵐山の天龍寺の鯉がめちゃくちゃいたのは覚えていたのと、紅葉が綺麗だなと感じたのは覚えています。  椿の事も、割と近年になってオリジナルTLを書き始めて、和風ヒロインが大好きで、椿の事を調べ始めてやっと、「あ、北海道にないのか」と気づく感じで。  金木犀もTwitterをしていて秋になると「金木犀の香りがする」とか色々聞くのですが、まったく分からなくて。 (栗の木からの、栗の花の匂いネタ(シモ)もその頃知りました/笑)  そうですね、栗の木もないような気がします。ドングリや銀杏はあるのですが。  それから、瓦屋根もありません。冬になると屋根に雪が積もって、瓦屋根だと重さで家が崩れてしまうんです。  なので北海道の家は、断熱材が入って夏涼しく冬暖かく(家の中でも半袖とか)、見た目はそれほど趣がなく……という感じです。  だから縁側のある家とか、純和風の日本家屋への憧れがあるんですよね。  一時、二次創作で夢小説を沢山書いていて、オリジナルのヒロインが京都のお嬢様だったのですが、その頃は狂ったように京都の事とか京都弁、日本文化などを調べていました。  そのヒロインへの熱は今は過ぎ去っているのですが、雅という名前の女の子で、自分の中でその名前はその子だけのものという感覚があり、商業や趣味のTL小説に雅という名前の女の子を出せずにいます。  二次創作を卒業したあと、オリジナルのラノベで雅という着物美女が出てくるお話をコンテスト用に書いたのですが、結果は出せず……。  今、供養として出すにしても、とても未熟なのでお恥ずかしいのですが、そのうち時間ができたら手直ししつつ掲載できたらと思います。  あと、ちょっと前までは「北海道には新幹線もない」というのがお約束のネタだったのですが、今は函館まできていますね。  札幌駅に新幹線を……というのが今、工事が進められていて、札幌の再開発も行われていて、そろそろ古くなったビルを建て直して新しい商業施設がオープンとか、老舗ホテルが閉店とか、近年の間に色々あります。  あとは杉がほぼない事ですね。中央区円山公園の、北海道神宮の境内に植えられていたり、函館まで旅行に行った時、ナントカ庭園みたいな所にも杉はありました。  調べたら道南のほうには少し自生しているそうですが、それより北は環境的に生えないみたいです。  なのでいつだったか、長野県やそっちのほうにツアー旅行をした時、山の中をバスで走っていて、山肌に沿うようにびっしりとまっすぐな杉が生えている光景を見て、圧倒されました。  それで、勿論ヤシの木もありませんね。なので南のほうに旅行に行って、自生しているのを見るとテンションが上がります。  昔は梅雨もないと言われていましたが、本州で梅雨が終わったあと、蝦夷梅雨と呼ばれる雨の時期が7月くらいにあります。  でも毎日シトシト雨が降り続くという感じではないように思えます。  台風の被害は、南のほうに比べると少ないと思います。このタイミングで言う事じゃありませんが、大雨の被害も少ないように思います。  でもその代わりに雪が降りますね。シーズン中は地面に雪があってツルツルなのは当たり前で、道民はペンギン歩きと呼ばれる、足を引きずらない歩き方をマスターしています(笑)。  雪道を歩いていても、歩きながら「あそこは滑らなさそう」というのを瞬時に見抜いて、安全な所を歩くスキルもあります(笑)。  雪が降ったら雪かきをしなければならず、我が家は除雪機を所持しているのですが、ない家庭はスコップやママさんダンプで運んで、雪を捨てられる場所まで……という重労働です。  そして角地とか、目の前に公園があるとか、そういう家は雪を捨てられる場所があるからいいのですが、前後左右を住宅に囲まれている家庭だと、ちょっとルーズな捨て方をするとご近所トラブルにもなります。  なるべく家の脇に高く積むように雪かきをし、その結果車道が圧迫されて、酷い時は一車線なくなるとか、その雪山から出てくる通行人や子供、曲がってくる車が見えなくて事故が起きるとかもあるあるです。  川に雪を捨てたらいけないという決まりがあるのですが、それを破って捨てる人もいて、たびたび地域の問題になってニュースになるなども。  札幌市が定期的に除雪をしてくれるほか、町内会のパートナーシップというので、町内会費で除雪してもらうやつもあります。  ある家には融雪機というのもあり、家の前に穴を掘って、扉みたいになっているのを開けてそこに雪を落として溶かすという装置です。  でもその融雪機に落ちて亡くなったり、屋根に積もった雪を下ろそうとして、落ちてしまって雪に埋もれて亡くなったり……とか、毎シーズンあります。除雪機に巻き込まれたりなども。  なので家の屋根の形としては、正方形のような平らな屋根よりは、角度のついている屋根のほうが、雪下ろしの手間がなくていいと思います。  でも角度のある屋根でも、一応滑り止めはついているのですよ。そのままズドーン! と雪が落ちてしまうと、通行人の怪我や家の周囲にある物を破壊してしまうので、滑り止めをつけてジワジワ止めつつ、ある程度溜まったら自然にドッ……と落ちる……みたいな感じです。  結局は雪は落ちるのですが、雪が降るたびにストーン! と落ちるのを食い止めている感じです。  私は免許ない民なのですが、雪道の車の運転は夏と勿論違い、ブレーキを踏む時は夏よりもずっと距離を取った所から、何回も小刻みにかける感じです。  それでも止まれない時は、ABSというのが働いてガガガガッと音を立てて止めてくれます。その装置があっても、滑って事故ってしまう場合はあります。  怖いのはツルツル道路だけじゃなく、晴れた日の翌日に冷えたら、アスファルトが出ているのに凍っているブラックアイスバーン、または除雪されていない状態で、グシャグシャな道路になって轍ができている状態だと、タイヤがとられてしまうなど。  主に普通車の轍に沿って進みますが、軽だと幅が微妙に違うので雪道が難しかったりします。  あと雪道を運転する事を想定すると、車を買う時は4WD……とかもありますね。馬力がないと、轍にハマった時に抜けられないので。  雪にタイヤがとられてその場から動けなくなった時は、車の足元に敷いてあるシートや、ゴムシートなどをタイヤの前に置いて、ゆっくり発進すると抜けられます。あとは後ろから人力で押してもらったり。助け合いです。  札幌市内には市電(チンチン電車みたいな/路面電車とも)が走っているのですが、雪が降った時はレールが雪に埋もれてしまうので、ささら電車というのが走ります。  電車の前面にほうきのような物がついていて、それで雪を掃きながら進む、お客さんを乗せない電車で、冬の風物詩になっています。  ある程度雪が降っても、雪国なのでこういう対応はあるのですが、ヤバイ低気圧の時はさすがにJRが止まります。  雪かきに時間がかかって遅延したり、運休したり。  たまに線路の雪かきをしている方が電車に轢かれて亡くなる事もあります。  色々書きましたが、冬になると常に雪がビュービューと降っている訳じゃなく、粉雪みたいなのがハラハラ降るだけの日もありますし、晴れの日もあります。  天気が崩れた時は雷も鳴って、雪雷(せつらい)と呼びます。  あと、周りが雪だらけになると、結構音を吸います。  なので春~秋よりも夜になると静けさを感じるような気がします。  小説とかでも、たとえばの表現なのですが、 『雪はすべてを呑み込む。彼の叫び声も、彼女の慟哭も――。』  みたいな表現が、エモみ目的で何かしらに使われているような印象があります(笑)。  そこまで吸音性がある訳じゃないんですが、雨音がない分、冬は静かだなというのはあると思います。  雪国の人は冬が長い分、春への憧れが強いように感じます。  冬前になると、公園のブランコとかも支柱にグルグル縛り付けてしまうんですよ。噴水も水飲み場の水も止めて、木々の枝も雪で折れないように、ロープで縛られたりして、冬囲いをされます。  そのあとから本格的に冬が始まり、外で花なんて咲きません。  だから冬に咲くという本州の椿への憧れがあります。  いつだったかはニュースで本州のどこかの中継をしていて、冬なのに噴水の水が流れていて、お花もあったような気がしてたまげました。  ずっと雪に囲まれていて、春になってやっと地面が見えた時は嬉しくなって、春の初雨が降った時は、屋根を叩く雨音に春の訪れを感じます。  雪の下から地面が見えて、ちょっとお花の芽が見えた時もテンションが上がりますし、まだ日陰に雪が残った状態ながらも、咲くのが早い花が咲いた時は「春~~~!」となります。  だから余計に、桜という花が好きだったりします。  他にも個人的な理由はあるのですが、もし良ければ商業小説の『吸血鬼の淫執愛』というのをお読みいただき、あとがきも読んでいただけたら。  沢山書きましたが、北海道の……というか、私の身の回りはこんな感じです。  なので東京が舞台のお話を書く時に、風景描写とか自然描写とかとても困るんですよね。もう、調べて調べて調べて……(笑)。  自分の感覚で9月や10月辺りの服装を書いたら、担当さまに「いや、この時期はまだ暑いです」って言われたり(笑)。  初期の頃は北海道弁がサラッと出てしまって、標準語に直されて「なるほど!」と思ったりなども。  ベタベタな「~っしょ(でしょ)」とか「~だべや(でしょ)」とか「なまら(とても)」「したっけ(じゃあね)」みたいなのは使わないんですが、「(お米を)うるかす(水につけておく)」とか「押ささる(押すつもりはなかったけど押ささってしまった……という自分のせいじゃないを主張できる、都合のいい言葉)」とかは、結構、口語で使ってしまいます。  どうやら「~さ」なども北海道弁っぽいみたいですね。「そしたらさ、」みたいな。  あとは「いいだけ~(充分に)」とかもナチュラルに使っていました。 「いいだけ温まった」とか。  多分、北海道だけじゃないよって言葉も多分あると思うんですが、自覚しているのはこんな所ですね。  あとは商品名を言うのに地域差があるというのもあると思いますが。  ちなみに私は、あえて言うならマック(マクドナルド)、絆創膏(サビオとかキズバンとか?)、おやき(今川焼き、回転焼き……)な感じです。  マックもあまり言わない感じですけどね。マクドナルドって言います。  あと、粉物(たこ焼き、お好み焼き)は家庭でまったく作らないので、時々無性に食べたくなります。  でもスーパーのお惣菜売り場にあるのは冷たくて美味しくないんですよ……。お店まで行って、風月とか銀だことかじゃないと食べられない。  そして好きな方には申し訳ないのですが、もんじゃ焼きにもあまり馴染みがない感じです。  一回か二回食べた事はあるのですが、ご飯代わりとして捉えるべきなのか、何なのか分からず、「???」となったまま食べて、「……食べるならお好み焼きのほうが好きかな」と思った次第です。  そんな感じです! 気がついたらまた1時!  お仕事頑張ります! dd2ccf28-d1eb-4bc1-bb9b-878bc5f3bba6  夕ご飯は鮭のムニエル、温野菜キャベツ、タコの酢味噌和え、麻婆春雨、しじみのお味噌汁。  2024年9月21日(土)
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