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やがて到着した書店自体も、天井が高くて余裕と高級感がありました。
手が届かないところまで棚が上に伸びて、そこにもおしゃれそうな本が飾りのように並べてあります。
見てるとわくわくしますね。
稼働する梯子でそういうところまで上がって本を取る憧れ、小さい頃にありましたね。
いや、今もありますね。
でも実際にしてみたら案外怖いかも…
この背の高い棚は、個展が展開中のギャラリーを囲うようにぐるっと四角になってました。そのまた外側に本がいっぱい、ですね。
置いてある本はと言うと…
アートブックや漫画がまず目に入ります。でも一般的なコミックじゃなく、一昔前の名作、新装版とか英訳版とか、チョイスがやっぱりめちゃくちゃおしゃれだと感じます。
代官山と同じように国別の旅行・トラベルの棚もありました。
そして棚の名前がまたロマンをかき立てますね。「宇宙」とか「冒険」とか…身近な日常だけで精一杯である大人に少しのわくわくをくれる。
能、落語、歌舞伎、浮世絵、俳句、など伝統芸能の棚が豊富なのも特徴ですね。やっぱり銀座だからだしょうか。
あと、日本史とか妖怪の話とか。和食とか時代小説とか。
全体の内装とかは洋風な建物の中の書店がこんなに和の要素を含んでるとは、素敵な融合です。
代官山と同じく、ここも、ひとつのエリアを一周したら「お、もう一つ空間がある」というボーナス気分になれます。
そっちには、雑誌、実用書、文芸…と思いきや、奥にはさらにたくさんのアートブックや洋書もありました。
中身だけじゃなく装丁が綺麗だったりする、「プレゼントしたい」と思わせる本がたくさんですね。渡す相手が他人であれ自分であれ。
お金とスペースが無限にあったら買い占めたい。
だがしかし、悲しいかなどちらも実際は有限である身、今回も一冊を選びました。
こちら
『今日のハチミツ、あしたの私』/寺地はるな・著
実は、代官山の店舗で買った『魔女たちのアフタヌーンティー』がここにもあったのですが、そのすぐ隣に置かれてたのがこの本です。
いつ見たのかは覚えてないですが、「目当ての本の隣にある一冊も試すと発見や出会いも広がる」みたいな助言をSNSで見かけたのを思い出して。
似たような縁ということで、お試しです。
#06・完
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