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王子「お前達!父上と大魔導師と組んで、このお二方に刺客を差し向けたのか!?」
銀夜「いえ、それはその…」
金夜「いや、俺らは陛下のご命令で…」
皇帝「貴様ら!余のせいにする気か!?元々貴様らがその話を余に持ってきたんだろう!」
銀夜「しかし、私達は陛下の為に…。陛下だって私達の案を聞いて、やっぱり猶予なぞ待ってられぬ。速攻であの長2人ぶっ殺したら余の野望が順調に運ぶ。だからその案にしよう!とか言って喜んで承諾したじゃないですか」
王子「父上!そして銀夜!金夜!なんということを!全部白状しろ!」
仲間割れし始めた。これは良いチャンス!
王子の方は皇帝と違って、話のわかるいい人っぽいからわしはなんとなく好感がもてる。
マオ「そうじゃ!観念して全部白状せえ!」
レン「さあ全部聞かせてもらうぞ?お前達の企みを」
皇帝「くそっ…まあいい。確かに余が今言ったのは本当だ。余と大魔導師、銀夜と金夜の4人で狐と猫の長2人の暗殺を計画し、刺客を差し向けた。刺客を用意したのは、あの大魔導師だ。しかし、何故か刺客は全部返り討ちにされて失敗となった」
そう言って企みを話す皇帝。
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