こっしょい♥こしょい

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こっしょい♥こしょい

 笑いっぱなしの人生だ。神はホイップとパ  ンケーキを産まれながらに下さった。勿論      苺も時々は出て来るよ、あの酸味と一緒に  ティッシュなら箱を何箱使って   ハンカチなら傷む程何枚使ったか    好きなラジオ番組でラジオネームを呼                ばれて嬉しかった    誕生日に母が電話をくれた。嬉    しかった      彼氏とか、いるのかな?と気にしてた    子から聞かれた。嬉しかった ローン返済2年目の冬、ダンナとネフリを見ながらニトリのソファでほっぺをつつきあった。       鍋は熱く星は煌めいていた 友人が家に訪れた「おめでとう!リカママ・トシパパ」玄関でハグをした 産まれながらに低い確率に当たり夫婦で泣き、出産を待ち切れずソワソワしてつい、と買ったランドセル。背負う事が出来ないかもしれない、とも言われた。 なんとかならないかと開く専門書の中の%の確率論は私達を苦しめた。私達二人のせいではないかと。 しかし、ダンナの母のあの優しさと、自分の実父の勝ち気っぷりを受け継いでいる思うと、凄い子になるから大丈夫と、検査なんて屁だった。 実際、鋭い優しい目をした子になった。 そして、日毎に育ちいつしか 難関校を勝ち抜き親子で家族で祝杯を上げた          天使は微笑み続けた クリスマスに久しぶりに2で人で過ごす年月が経った お前と聖夜かよ、って少し不満げを言うダンナとネタ番組を見て      笑ったぁ 爆笑中のダンナが前屈みにティッシュ箱を見て一言  「無い!審査結果見ないでAmazonいける?」  「これ、LIVEだから」 そう言うと、何だかいたずら心が湧いてきた。  そして態勢を戻しながら弱フリして来た旦那に、テレビで笑ったばかりのコンビ『広島・鹿児島コープ』と言う若手のコンビをさっそく使って、二人のネタを真似てみる。テキトーに県を二つ言って名物はどの県でも「.もんじゃあぁ」とボケる、そんな感じのネタだ。ダンナは北海道・私は横浜 。それをネタに合わせ込み、ダンナ、この優しい鬼にどう伝わるか楽しみで、私はワクワクした。そして 「 どさん子・横浜生まれが東京で食べるのはわぁ?」 ダンナはピンと来たみたいで(笑) 「もんじゃあぁ」 っとお互いの髪の毛をぐしゃぐしゃに崩し合った、私はダンナ。ダンナは私のを。 「何だよこれ。」 とくだらなさに、ウケたが、なんだか、一緒に泣いた事、大変だった事、ケンカした事、みんな髪の毛のぐしゃぐしゃと一緒に洗い流されるようで、私は1回ダンナのほっぺを叩いた。 ごめんね。 今堪らなく好きだよ。
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