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スイーツ城はいつもの日常を営んでいる。
その中でミルキーが見回っている。
「うんうんとても綺麗に片付いているね。これも君たちのおかげだよありがとう」
ミルキーは爽やかにこう言う。
「私達には勿体なきお言葉ありがとうございます」
恭しくメイドや執事がお辞儀をする。
王子と王女が過ぎ去った後どうっと隊員達は腰が抜けた。
「ホッとしたよ御坊ちゃまやお嬢様迎えると言うのは緊張するよ」
「そうよねそうよね」
くるみんやポーネは言う。
「こんな事で緊張してどうするのもっとしっかりしないといけない状況は沢山あるのよこれからも気合いを入れなさい!」
「「はいっ!」」
教育係となっているカマンが部下達を叱咤する。
(あのババアうるさいな……ちょっと偉くなったからって……私だって未来のメイド長なんだ……いたずらしてやる……)
とノーナは目論んだ。
ノーナは1番歳下で下っ端のメイド隊員。
そんな彼女がある事を画策した。
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