第48話 エルフの里①

2/2
前へ
/76ページ
次へ
 木とかも、なんか輝いているみたいに……日本の名所とかとも違った。形とかも、樹齢云千年くらいの馬鹿でかいもんとかがあちこちに。  行ったことないけど、九州の縄文杉とかと比較出来るくらいね? 「ここは居住地やないけど、のんびりした場所やろ?」 『住むのは、みんな上なの?』 「せや。奥の方にでっかい河があるんやけど、定期的に氾濫すんねん。けど、必要なことや。森に良い土運んでくれるし、水を与えてくれるんよ」 『へー?』  なんか、ふっるーい記憶だと……エジプト文明? の土壌とかと似てるわね?  けど、そう言う理由があるなら、ツリーハウスも納得だわ。  今は、その氾濫時期じゃないからお祭りとか出来るんだって。 「もう何千年も繰り返しとるんやけど、人間との交易は  ぼちぼちやなあ? 里には、決まった人間しか入れんねん」 『……アタシはいいのん?』 「ポットは今茶釜やしなあ? かまへん」  なんか、その。  胸なんて今はないけど、こしゃばゆく感じちゃうじゃないのさ!!
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加