個性強すぎるメンバー

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個性強すぎるメンバー

「お~い。みんな!!今日から、特殊事件担当課に、遂に新人が来たよ!班長?水無川かける班長!?いや、水無川課長!?時間早いけど、連れて来たよ!!」 私は、根岸ごうさんに、案内されて、部屋に入る。 中には4人いた。見ると、みな男性だ。 班長らしい、50歳過ぎの痩せ型の、眼鏡をかけた身長2メートル位の大男の男性が、バタバタと、書類をぶちまけながら、机から飛び上がる。 「おーい!?根岸君!?怒鳴らないでくれよ〜!!せっかくの、資料整理が、また、駄目になっちゃたじゃないか!?」 「………いつものことでしょう?課長殿」 1人の無表情の男性がつぶやく。 太った、がたいのいい、170センチ位の、35歳位の白髪まみれの男性がツッコむ。 「そうです!いつものことじゃあないですか?班長?いや、課長。サボるから、こうなるんですよ!!」 見た目、チャラそうな、おそらく、30歳いくか、いかないかの、若い男性が、ツッコむ。 「まぁまぁ〜。落ち着いて〜。根岸君の声量なんて、いつものことでしょう?いい加減、班長、受け入れてくださいよ〜。明るい根岸君のおかげで、こっちまで、やる気が出るんですから〜」 根岸ごうさん位の年齢位かな?身長も、同じく見える。のほほんとした、口調だ。髪の毛が無かった。いわゆるハゲだが、顔が、怖い。 班長?課長?水無川かけるさんが、近づいてきた。 眼鏡をくいっと鼻にかけ、喋る。 「ごめん。ごめん。変なとこ見せて。根岸君?待ち合わせ時間より、早すぎるよ!!せっかく、カッコいいところ見せたかったのにさ!!」 「いやいや、水無川課長。時間通りより、早く来てもらったほうがいいじゃないですか?新人なんですよ。しかも、女性の。特殊事件担当課に配属なんて、ありがたいじゃないですか?早く、来てもらった方が、良いと思い、連れてきました!!ほら、草薙かおるさん。明るく、みんなに挨拶してよ!!」 私は、驚きながら、自己紹介をする。 「は、はじめまして!!私は、今日から、特殊事件担当課に配属しました、草薙かおると言います!!よ、宜しくお願いしましゅ!!」 「「「「今、噛んだ!?」」」」 ヤバい!!私、噛んじゃった!? 「………プッ!!」 水無川課長が、笑いを堪える。 「…まぁ、そうだよな」 がたいのいい男性が、つぶやく。 「うちの課は、個性豊かだもん。そりゃ、こういう場面なら、オレも噛むかな?」 チャラい男性は、見た目によらず、私を慰める言葉をかけてくる。 「確かにね〜。うちの課は、みんな、はみ出しだから〜。草薙さん?慣れてね〜」 根岸ごうさんが、頭を掻きながら、みんなに言う。 「みんな、草薙さんに、自己紹介してよ?彼女、困ってるじゃないか!」 課長?班長?から、自己紹介する。 「おっと。変な場面を見せてすまないね。わたしが、この、特殊事件担当課所属、責任者、課長兼班長の水無川かけるだよ。宜しく。草薙さん!!」 「………無口担当、射撃のプロ、神楽坂みなと。なんかすまないな……」 「オレっちは、情報収集担当の、川岸まもるだよ!!よく、喋っては怒られる。映画だと、最後まで生き残るタイプだ!!よろしく!!かおるちゃん!!ちなみに、28歳、独身で……!!」 「はいはい〜。川岸君?ストップ。ストップ〜。話しが長いよ〜。後にして〜。オホン。私は、警備担当者、長野えいいちろう。時々、街で、パトロールしたり、SPみたいなことしたりしているよ〜。根岸君とは、同期だよ〜。よろしくお願いします。顔が怖いと言われるけど、川岸君と同じく、お喋りが好きだし、悩み事あったら、相談に乗るからね?」 「最後は、俺だ!改めて、自己紹介する!!根岸ごう!!、いろんな犯罪を担当をしている!!まぁ、要請を受けたら、そこに行き、聞き込みや、現場で作業する、何でも屋さ!!!」 エリートって、なんなんだろう? 個性豊か過ぎません?
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