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配属早々事件発生?
プルル!!プルル!!
デスクの白電話が鳴った。
川岸さんが対応する。
「はい!こちら、特殊事件担当課、川岸まもるです!!……はい……はい……!!殺人ですか?それとも、自殺ですか?……えっ?水無川かける班長に、現場に来てほしい?しょ、少々、お待ち下さい!!」
保留にする。
「水無川班長!!刑事課の、藤堂ひょうごさんから、お電話っす!!なんでも、すぐに現場を見てもらいたいとのことっす!!」
水無川班長が、電話にでる。
「もしもし、水無川だ。どうした?ひょうご?わたしを呼ぶなんて?………うん………うん………?なんだって!?嘘だろう!?……間違いないのか?ヤツは、わたしが、逮捕してムショ送りにしたんだぞ!?……そうか!!ちょっと待ってほしい!!今から、現場に、わたしと、根岸ごう君と新人の刑事、草薙かおるさんと、そちらに向かう!!」
水無川課長が、さっきまでの、ポンコツぶりから、真剣な目つきになる。
ゾワッとした。
他のメンバーも、オーラが変わった。
みな、真剣な表情になった。
あぁ。そうか。私が甘かった。
ポンコツエリート集団ばかりだと思っていた。
やはり、警察官だ。
「根岸君、そして、来たばかりの草薙さん。わたしに、ついてきてくれ。神楽坂君。川岸君。長野君。何時でも、現場に来れるように、待機してくれ!!最悪な事件だ。みな、いつものように、報連相を忘れずに!!」
「「「了解しました!!班長!!!!」」」
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