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「オズウェルさま……こんな、淫らなわたしを、嫌いにならないで」
メリナは息を切らせながら、オズウェルの胸にしがみついた。
ただでさえ淫紋という不名誉なものを宿しているのに、本人まで慎みがないのはあまりに心証が悪い。ふしだらだとか淫蕩だと思われないだろうか。
「俺がここまで欲情するのは、印だけでは説明がつかないな」
オズウェルは優しくメリナの髪を撫でる。
その態度とは裏腹に、メリナの中のオズウェルはさらに硬く膨張した。
「オズウェル、様?」
「印などではなく、純粋に君のせいだ」
拗ねたように、それでいてどこか照れくさそうに言い、オズウェルは唇を重ねた。
「淫らな君も、愛してる」
言葉が振動となってメリナの唇に伝わる。
それを合図としてオズウェルは腰を動かした。湿った摩擦音と荒い息遣いが空気を震わせる。
「きゃぅっ! ぁんっ、そこ……あっ!」
「ここが良い?」
「……ぅ、んんっ! あぁ……いい、好き、です……きゃっ、あぁん!」
メリナが特に感じるところをぐりぐりと突きながら、オズウェルは胸を舐めあげた。軽く吸い上げ、舌先で弄ぶ。
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