メリナside2-4★ 潔癖というよりも――な旦那様に愛されて

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「オズウェルさま……こんな、淫らなわたしを、嫌いにならないで」  メリナは息を切らせながら、オズウェルの胸にしがみついた。  ただでさえ淫紋という不名誉なものを宿しているのに、本人まで慎みがないのはあまりに心証が悪い。ふしだらだとか淫蕩(いんとう)だと思われないだろうか。 「俺がここまで欲情するのは、印だけでは説明がつかないな」  オズウェルは優しくメリナの髪を撫でる。  その態度とは裏腹に、メリナの中のオズウェルはさらに硬く膨張した。 「オズウェル、様?」 「印などではなく、純粋に君のせいだ」  ()ねたように、それでいてどこか照れくさそうに言い、オズウェルは唇を重ねた。 「淫らな君も、愛してる」  言葉が振動となってメリナの唇に伝わる。  それを合図としてオズウェルは腰を動かした。湿った摩擦音と荒い息遣いが空気を震わせる。 「きゃぅっ! ぁんっ、そこ……あっ!」 「ここが良い?」 「……ぅ、んんっ! あぁ……いい、好き、です……きゃっ、あぁん!」  メリナが特に感じるところをぐりぐりと突きながら、オズウェルは胸を舐めあげた。軽く吸い上げ、舌先で(もてあそ)ぶ。
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