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二人きりで
(座って寝ているアンソニーの隣で焚き火の番をしているアリシア)
アリシア:暇だわ、、、、流れ星にはもう何回も願い事は言ったし、、
ロストール:アリシアさん、替わります
アリシア:あら、ロストールさん、もういいんですか?
ロストール:あのベッド、何か魔法が?
かなり疲れが取れた、ありがとう
アリシア:レッドファルコンの毛皮ですからね、寝心地は最高でしょう
睡眠は大事です
痣の具合はどうですか?
ロストール:結界の壁が往復で二回身体を通過したせいか、以前より小さく薄くなった
しかし、消えることはなさそうだ
アリシア:なかなか上手くいきませんね
ロストール:リトはあなたも自分も、祈り子の呪縛から解放するため、諦めずに頑張っていた
アリシア:私はいいとして、リトには自由に生きて欲しい
けれど、リトが悲しむ姿は見たくありません
ロストール:いま、できることをやるしか、、
アリシア:そうね
あ、ここにスープとチーズとパンがあります、良かったら召し上がって
じゃあ、、私ももう休みますね
おやすみなさい
ロストール:ありがとう、おやすみなさい
[焚き火の番をするロストール]
アンソニー:(目を覚まして)あ、、、みなさんは?
ロストール:奥で休んでる、アンソニーも横になった方が
アンソニー:いえ、私は大丈夫です
それよりロストールさん、あなたにお話しておきたいことが、、、
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