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サーカスショー
ここは有名なサーカス軍団「殺戮」奇抜な名前をしているが、「殺戮」がやるパフォーマンスはどれも面白いものだと噂されている。
公演の宣伝もなしに急にやるものらしく見れるのは運がいい人だけだ。
俺、田邉暁は、サーカスが大好きで、特に「殺戮」のやるパフォーマンスが大好きだ、しかし、いつやるかのポスターもなしに開催するものだから追いかけるのも一苦労、
俺も無断転載された動画を見てるだけだった。今日は運が良かったのだ、たまたま噂で「殺戮」がこの街に来ているという情報をゲットした。だから運にもすがる思いでこの街の「深淵の森」と呼ばれる暗いところまで来たのだ。
「ここが、「殺戮」の会場か……。」
俺の胸はドキドキしていた、憧れて追いかけてきてた人達と会えるなんて人生の運を使い果たしたみたいに思うくらいだ。
「殺戮」が行うイベントは入場料がなく、見に行くことさえ出来れば誰でも入れるのだ。
俺は興奮する心を落ち着かせて中へと入った。
「すげぇ……。」
中は夢のような場所だった、空中ブランコや、アーティストが居座る場所、動物やオートバイなどの曲芸、これから起こることが目の前に用意されている。もう落ち着きようがないくらいだ。
「いやぁー、一番乗りに入れるなんて夢みたいだぜ。」
俺はそこで疑問に思うべきだった、「殺戮」が行う本当のショーについて
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