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僕は生活保護鳥。ロフトのあるワンルームマンションに住んでいた。正確性を問うならハイツと云った。木製。木星。
ただいま。
委鈴が来た。
委鈴は大学の同級生。
何かちょうだい。
僕は古本屋で仕入れした三冊を渡した。
大学の赤本と宇宙人の本、そして理系の雑学の本。
ありがとう。
ビール飲む?
当然。
今日はハンバーグもたくさんある。
ここは僕んちだよ。ただいま、は可笑しい。もうお金が無い。来ないでほしい。
星の話し合いなんかしたくない。
そう、ほしい。
あげない。
言うこと聞いてほしい。
星の話し嫌い。じゃあね。
と、委鈴は帰って行った。
委鈴は貧乏神。僕は生活保護鳥。
僕はサッカーのプロフェッショナルになりたい。毎日練習する。毎日勉強会する。一人の時間はすべてプロフェッショナルに成るというゴールインのための日々。高校時代は選手権に出れなかったけど、もう直ぐロスアンゼルスの世界だ。大学の同級生を思い出にがんばって向かった‼
目標を定めてずっと居ろ!!
これが僕たちは大学入試で出た英語だったから。
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