壱
1/16
読書設定
目次
前へ
/
32ページ
次へ
壱
「急に
霧
(
きり
)
が取り巻いて、私は
隊商
(
キャラバン
)
と道を見失いました」 闇の中、
薪
(
たきぎ
)
のはぜる音がする。 「
途方
(
とほう
)
に暮れて、どうしようかと不安に
駆
(
か
)
られていたのですが」 炎を
挟
(
はさ
)
んで、二つの影が
揺
(
ゆ
)
らぐ。 「その時に、私は見つけたのです」
一際
(
ひときわ
)
大きく、
焔
(
ほむら
)
が揺らめいた。 「この光を──」
/
32ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
6(あなた 0)
スターギフトを贈る
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!