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庵哩「黒岩がいじめを？」
乍哭「うん」
庵哩「その神谷ってやつが殺したんじゃないのか？」
庵哩「十分動機はあるし……」
乍哭「そうだね」
乍哭「探って見る？」
庵哩「あぁ」
帰り道
庵哩「神谷英……か」
黒岩「英くんがどうかしましたか？」
庵哩「うお！？黒岩！？」
黒岩「どうも、黒岩です」
庵哩「あ、あぁ」
黒岩「ちゃんと家あったんですね」
黒岩「意外と普通の人っぽかったですし」
庵哩「なぁ、黒岩はいじめられてたのか？」
黒岩「はい、そうです」
庵哩「まさか、復讐なんて……」
黒岩「考えてないですよ」
庵哩「よかった」
黒岩「別にいじめなんてどうでもいいんです」
黒岩「面白いものがあれば」
庵哩「面白いもの？」
黒岩「うん、面白いもの」
黒岩「”人間関係”」
黒岩「友情が崩壊する瞬間って面白いでしょう？」
庵哩「は？」
黒岩「沼久保くんと江口くんを引き合わせれば見れると思ったんですけど」
黒岩「ダメだったみたいですね」
庵哩「俺たちは一度崩壊してるからな」
黒岩「そうですか」
黒岩「じゃ、帰ります」
庵哩「え、あ、あぁ」
何だったんだ？
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